🌱 就労移行に通い始めた頃の私
就労移行支援に通い始めた頃、私はまだ体調が安定しておらず、生活のリズムを整えることだけで精一杯でした。薬の影響や体調の波もあって、通うこと自体に大きな不安を感じていた時期です。
特に人との距離感、とくに男性との関わり方に戸惑うことが多く、「今日は無事に行けるだろうか」と毎朝ドキドキしていたのを覚えています。
当時の私にとって、毎日通うだけで大きな一歩。まさに「準備のステージ」でした。
🧳 次のステージに進んで
ステージが進んでから、実際の職場を体験する「実習」にも参加しました。
たとえば、ホテルでの清掃の仕事や、図書館での整理業務、チラシ折りのような内職系の作業などです。
〜体験談〜
🧹 ホテル清掃では体力の使い方が分かって、達成感もありました。またスタッフさんの優しさに触れ、前を向けた経験にもなりました。
📚 図書館では静かな環境で落ち着いて作業でき、自分に合っていると感じました。何度か参加し、必要な配慮を検討することができました。
📄 チラシ折りは長時間の座っての業務で、短時間作業に適性があるかを見ることができました。私は少し動きがあった方がいいなと感じました。
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実際に現場に出てみることで、自分に向いていることや苦手なことが少しずつ見えてきて、求人選びの参考にもなっています。
💻 ついに就活ステージに
スーツを購入し、会社説明会に参加したり、求人を検索したり、書類選考に応募したり、面接を受けたり。やるべきことが増える一方で、「本当に仕事が決まるのかな？」という不安も常にあります。
でも今は、「未来のことを考えすぎず、今できることをやっていこう」と思えるようになりました。
支援員さんの温かい声かけや、卒業していった先輩たちとのやりとりに励まされながら、少しずつ自分のペースで前に進んでいます。
📖 「できるかも」の積み重ねが、少しずつ自信になってきた
就活を進める中で、改めてスキルを磨きたいと思い、最近は資格取得の勉強にも取り組んでいます。
あるきっかけから、「まずは資格取得に集中しよう」と気持ちが切り替わりました。最初は「本当に自分にできるのかな」と不安もありましたが、焦らず進めていくうちに、だんだんと「できること」が増えていきました。
私は、MOS ExcelやWordの資格に挑戦しました。まずは動画で全体の流れをつかみ、次にテキストを使って実際に操作しながら身につけていく方法です。
模擬問題で安定した点数が出るようになったら、受験のタイミング。合格したときはとても嬉しくて、応援してくれた方々にすぐに報告しました。みんなが「すごいね！」と喜んでくれて、励みになりました。
💡 これからのこと
焦ってしまう日もあるけれど、無理せず、自分らしく、できる範囲で歩みを続けたいと思っています。
今までに取得した資格を活かして、落ち着いた静かな場所で、事務として働けることを目指しています。そして、必要な配慮をいただきつつ、私の協調性や真面目に仕事へ取り組む姿勢を活かして働けたら嬉しいです。
何が正解かはまだ分からないけれど、今の自分を大切にしながら、これからの未来をつくっていきたいと思っています。
同じように就労移行を利用している方や、これから就職を考えている方の励みになったら嬉しいです。
